50代で転職を考えている方には、さまざまな理由があると思います。
ですが、50代ともなると転職活動も容易なものではありません。
30代や40代の転職希望者と比べると、その門戸は一気に狭まります。
そんな50代からの転職にこそ、介護職がおすすめです！
介護職なんて選択肢に全くなかったという方も、ぜひ参考程度にその理由を読んでいただければと思います。
50代の転職に介護職がオススメな理由とは？
先ほども書いた通り、50代の転職には介護職がオススメです！
当サイトが介護職の転職サイトを紹介しているからという訳ではありません。
50代だと介護職しか選べないのではなく、50代だからこそ介護職を選ぶべき3つの理由をお伝えします。
1.未経験OK・年齢不問の求人が多い
50代になると、ある程度のスキルやキャリアがないと転職は非常に難しいです。
ですが、介護職では「未経験OK」「年齢不問」といった求人が多く出されています。
介護業界は人手不足なため、未経験でもいいから人手を確保するといったことが最優先。
そのため求人数が多いだけでなく、採用確率も高くなっています。
仕事を手取り足取り教えてくれる教育担当がついたり、未経験者向けの研修や、介護職の初級資格である「介護職員初任者研修」取得の費用を負担してくれるなど、人員を確保するだけでなくその後の教育制度も整っている職場が多いです。
そのため、他業種からの転職や長期ブランクからの復職もしやすくなっています。
2.長期勤務可能！50～60代の同僚が活躍中！
介護労働安定センターの「平成30年度 介護労働実態調査結果」によると、50代の介護労働者は全体の22.2％となっており、全体の1/5を占めています。
さらに上の60代の活躍も目まぐるしく、その割合は年々増加しています。
50代、60代と言えば、介護サービスを受ける利用者の子供世代にあたるため、利用者からもコミュニケーションがしやすいといった声が多いようです。
60代でも十分現役で活躍できるため、50代から働き始めても長く勤務することが可能なのもオススメポイントの一つとなっています。
3.頑張り次第で昇進・昇給の可能性も
50代からの転職となると、今までのキャリアが生かせなかったり、これから先の勤務年数も短くなることから、通常は昇進や昇給を諦めなければならない場合がほとんど。
ですが先ほども書いた通り、介護職では60代以上も多く現役で活躍しています。
そのため、50代から働き始めた場合でも、働きながら経験と知識を積み、「介護福祉士」や「ケアマネジャー」といった上級資格を取得するなど、頑張り次第で昇進や昇給も目指せます。
キャリアアップは収入がアップするだけでなく、やりがいを持って仕事することにもつながります。
50代の介護職はどんな仕事があるの？
50代の介護職で最も多いのはヘルパー・介護士です。
ヘルパーと一言で言っても、職場によって仕事内容や勤務形態は大きく変わります。
ここでは50代の介護職として求人が比較的多い、老人ホーム・デイサービス・訪問介護といった3つの職場について、それぞれの仕事内容や違いを見ていくことにしましょう。
1.特養・有料老人ホーム
老人ホームには、「特別養護老人ホーム（特養）」と「有料老人ホーム」の2種類があります。
どちらも老人ホームと呼ばれる施設ですが、特養は地方公共団体・社会福祉法人が運営する公的な施設、有料老人ホームは主に民間企業が運営する施設になります。
比較的、介護度が高い利用者が多いのも特徴です。
それぞれに違いはあるのですが、働く介護職としての業務は似たようなものになります。
どちらも利用者が長期間住居として滞在しますので、排泄介助・食事介助・入浴介助・レクリエーションなど生活の全てをサポートすることになります。
また、24時間体制の施設のため、早番・遅番・夜勤・当直など勤務時間も幅広くシフト管理されます。
体力的に夜勤や当直はちょっと…。という方は、日勤のみの働き方ができる職場もありますので、職場選びの際に求人先と相談してみると良いでしょう。
2.デイサービス
利用者を送迎車で送迎し、日中デイサービス施設で過ごして頂くのがデイサービスです。
介護度の低い利用者が多く、その多くが他の利用者が介護職とのコミュニケーションやレクリエーションを楽しみにしており、利用者に人気のサービスとなっています。
そのため、介護職にも利用者とのコミュニケーション能力が求められる職場です。
主に朝から夕方（夕飯前）までの利用時間となり、施設で過ごしている間の排泄介助、昼食やおやつの介助、レクリエーションといった業務があります。
中には入浴設備を備えている施設も多くあり、その場合は利用者の入浴介助も行います。
宿泊施設を併設し、ショートステイを受け入れている場合もありますが、デイサービスのみを行っている施設の場合は夜勤や当直もないため、生活リズムを安定させて働きたい方にオススメです。
3.訪問介護
50代の介護職求人で最も多いのが訪問介護の仕事です。
利用者の自宅に訪問し、料理・掃除・洗濯といった家事全般から買い物代行、外出の付き添い、食事・入浴の介助など、利用者によってサービス内容は様々です。
その多くが1～2時間といった利用時間のため、一日に数件の利用者を回ることになります。
一対一で接することが多いので、利用者との信頼関係を築くことが必要。
シフトの自由が利きやすく、週に1～2回2～3時間だけ働きたい！といった方にオススメです。
近年、在宅医療や在宅介護が増えており、需要が増し、人手不足が続いているため、無資格、未経験でも比較的チャレンジしやすい職場となっています。
50代の介護職にオススメの働き方は？
介護職には正社員、派遣社員、パートなど様々な働き方があります。
50代から正社員なんて無理じゃないの？
と思っている方も多いかもしれませんが、介護職では年齢不問の正社員求人が数多く出されています。
ですが、体力的にフルタイムでバリバリ働くのはちょっと心配…。
介護職は体力勝負の現場も多く、フルタイムでの勤務は身体への負担も大きくなります。
その場合は、ある程度シフトの融通が利きやすい派遣やパートでの働き方がオススメ。
訪問介護などは、自分で働きたい曜日や時間帯を指定できる事業所が多く、自分のペースで無理なく働くことができます。
50代で介護職を目指すなら転職サイトの利用がオススメ
どんな業種でも言えることですが、50代からの転職活動は大変ですよね。
最近では求人のフリーペーパーも少なくなりましたし、ハローワークに足繁く通うのも面倒。
介護職の転職には介護職専門の転職サイトを利用するのがオススメです。
転職サイトには数多くの求人情報が掲載されており、毎日のように案件が更新されています。
さらに転職サイトには電話やメール、面談などで直接転職の相談ができる転職コンサルタントが在籍。
自分の希望や条件を伝えるだけで、それに合った求人情報を紹介してくれるだけでなく、求人情報だけじゃわからない職場の雰囲気や実際の仕事内容などの情報も教えてくれます。
履歴書のチェックや面接への付き添いをしてくれるサイトもありますので、久しぶりに復職する方や、未経験の方でも安心！
転職サイトは登録・利用が無料でできます。
複数のサイトに登録することで、より自分に合った職場に出会える確率が上がります。
せっかくなのでドンドン活用して転職活動を楽に進めましょう！
子供が独立し、老後の資金を貯めたいので働きに出たい！